はじめに
サービスエンジニアについてご存じでしょうか。
サービスエンジニアとは、機械や設備の設置や保守、メンテナンスを行う専門の職業になります。顧客のもとに伺い、機械のトラブルを解決することが求められます。IT技術の進化に伴い、これらの機械のトラブル対応ができる人材であるサービスエンジニアは求められている職業の一つといえるでしょう。
今回はそのサービスエンジニアの仕事内容や必要なスキル、キャリアなどについて解説していきます。
サービスエンジニアの仕事内容とスケジュール
1)主な仕事内容
▶︎設備や機械の保守・点検
定期的なメンテナンスを行うことで、機械の性能を維持し故障などのトラブルの予防を行なっていきます。
▶︎故障対応と修理
機械が故障した場合には、迅速に現場に駆けつけて修理やトラブル対応を行います。
トラブルシューティング能力が求められる仕事です。
▶︎顧客対応とサポート
顧客とのコミュニケーションを通じて、問題のヒアリングや適切なアドバイスを行なっていきます。
2)業務の一日の流れ
8:30〜出社
出社後、朝礼を行い一日の予定や業務連絡などを確認します。
また、自分の工具セットなどの確認も行い今後の業務に備えます。
9:30〜点検・顧客対応など
それぞれの担当地域へ出向きお客様の定期点検や相談、顧客対応などを行なっていきます。
状況によりますが午前中には2〜3件まわることが多いです。
12:00〜お昼休憩
しっかりと食事をとり、午後の業務に備えます!
13:00〜午後の点検・修理業務など
午後は2件ほど点検や故障対応を行い、夕方には報告書などの業務に取り掛かれるように整えていきます。
16:00〜会社へ戻りデスクワークへ
その日のうちに報告書や必要な資料作成、発注業務、納品書作成などを行います。
余裕があれば翌日の準備も行なって準備万端!
17:30〜退社
こちらの内容は大体のスケジュール感になります。
(会社などにより異なります。気になる場合には個別で確認をしてくださいね)
必要なスキルと資格
サービスエンジニアになるには複数の資格やスキルが必要といわれています。
それは、取り扱うさまざまな機械やIT技術に対応できる技能を求められるからなんですよね。
必要なスキルや取得していると良い資格なども一緒にご紹介します。
▶︎技術スキル
機械工学の知識:機械の構造や動作原理を理解できる。適切な管理を行うための知識。
電気・電子工学の基礎:電気回路や電気部品に関する基本的な知識や技術が必要。
ITリテラシー:最新技術やツールを活用するためのコンピュータスキル。
▶︎ソフトスキル
コミュニケーション能力:顧客やチームメンバーとの円滑なコミュニケーションが重要。
問題解決能力:未知のトラブルに対して迅速かつ効果的に対応する能力。
顧客対応力:顧客のニーズを理解し、満足度の高いサービスを提供する能力。
▶︎持っていると良い資格
電気工事士:コンセントの設置やアース施工など電気にまつわる工事を行う仕事ができる資格
機械保全技能士:機械設備のメンテナンスや故障の修理、データ収集や解析などができる資格
医療機器関係の資格など
サービスエンジニアのキャリア
サービスエンジニアのキャリアにはさまざまな道があります。
まず、初級エンジニアの場合には経験を積んで上級エンジニアを目指していきましょう。経験を積むことで、さらなるキャリアのステップアップを磨けます。
・専門後術を磨く
まずは多くの現場での経験を積んで、専門性を高めていきましょう。
・マネジメント職を目指す
専門性を高めたあとには、チームリーダーやマネージャーとして管理や人材育成に関わるのもキャリアのひとつです。
・フリーランスや独立を目指す
経験と信頼を積み重ねたあとにはフリーランスとして独立し自分のペースで働くことも可能です。
おわりに
サービスエンジニアは常に一定の需要があり、求められる職種になります。
一定の仕事量があるため、独立して業務委託として案件を受注することも可能です。そのため、将来の自分のキャリアを考えながら専門性を高めていけると良いでしょう。
今後の転職に、サービスエンジニアに興味がある・一度話を聞いてみたいなど思った方はお気軽に公式LINEよりお問い合わせください。
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